2024年5月6日のボクシング世界スーパーバンダム級4団体統一王者・井上尚弥vsルイス・ネリの試合で裏方として試合を支え注目を浴びたお笑い芸人ロバート山本さん。
試合をみてなぜ?と思った人も多いが、それ以上に「なじみすぎて気づかなかった」と言う人も。
では、一体なぜロバート山本さんはボクシングの試合にスーツを着て映っていたのでしょうか。
ロバート山本誰よりもコントみたいな事してるやん pic.twitter.com/MN8vWAJFe8
— 九条 (@popopopooo48) May 6, 2024
この記事は、2024年5月11日(土)MBS放送の『せやねん』で、山中アナウンサーがインタビューされていた内容をもとに記事を書いています。
なぜあの場所に?
試合が始まってからXでは、「あれってロバートの山本?」「なぜあの場所に?」と一部の方から投稿が続きました。
山本さんは、ロバートの馬場さん、秋山さんに「笑わせてもらったわ!」と言われ「俺、真面目にやってるから違うんだよ!」と笑わせるつもりは一切なく、後楽園ホールで歯を見せない男山本博として、真剣に仕事をしているようです。
ボクシングを愛する男
ロバート山本
2014年プロデビュー
(テレビ番組の企画でボクシングを始めたのがきっかけ)
戦績:1戦1勝
ロバート山本の役割は?
山本さんの仕事は
日本ボクシングコミッション=JBCのインスペクター
インスペクターとは
試合前の軽量や選手の誘導、控え室の準備など試合運営に関わる様々な雑務を請け負う
山本さんは、JBCのインスペクターのスタッフとして試合に参加していたのです。
先日、日本ボクシングコミッションのインスペクター(進行)ライセンスを取得致しました。
— 山本ひろし(ロバート) (@yamamotoperoshi) February 18, 2024
選手→トレーナー→コミッションとライセンスを取得した流れです。
一人でも多くの選手を守れるよう努めていきたいと思います。 pic.twitter.com/hAUxBJe2Fo
インスペクターになったきっかけは
山本さんは、ボクシングを見るために試合会場に足を運んでいたところ、裏方の仕事に誘われたと言います。
そしてインスペクターから始め、資格を取得
現在は「僕が抜けたら東日本のボクシングが回らない」と豪語するほど忙しく活躍しているようです。
ロバート山本、インスペクターの仕事
山本さんは、インスペクターライセンス取得後、半年間で200試合も参加しています。
ボクシングにのめり込み過ぎて、「さんまさんの番組断ってますね」と言いにくそうに答えた(笑)
山本さん曰く、チャンスとか関係なく先に決まっていたから…とのこと。
芸人とボクシングの仕事の割合は?の質問には、「段々とインスペクターの仕事が多くなってきて、もうしばらくしたらJBCの方が多くなる」と話しました。
ロバートでの活動は?
芸人から、徐々にJBCスタッフになりつつある山本さん。ロバートの活動はどうなんでしょうか?
3人揃っての活動を聞かれると、「ここ1年ほど無い!」
仲は良く、たまに会ったりするが、それぞれが個々に活動しており、馬場さんは「宮古島で冷麺屋を営んでいて」料理人として忙しく、秋山さんは「どこかの舞台で上半身裸になっている(笑)」と現在はそれぞれと活躍しています。
JBCのスタッフは人手不足
インタビューの中では、「せやねん!」のMCトミーズ雅に、JBCの仕事をお手伝いしてくださいという打診も。
トミーズ雅は、元プロボクサーで現役時代は日本スーパーウェルター級1位になった実績を持つボクサーで、数多くのボクサーとも仲良し。
雅さんは、番組で「手伝う!」とノリ気だったが、真剣な仕事で、歯を見せたらダメと聞き諦めた(笑)
インスペクター
裏の審判と言われるインスペクターは、公平性を期すため、前日まで誰につくか分からないと言うことで、今回井上尚弥選手についたのも偶然。
リングの上に立ち真剣に試合を管理していました。
ロバート山本なじみすぎ笑#井上尚弥 #山本博 #ロバート pic.twitter.com/IO6vd7TlDf
— ジョージアリアス (@jeorge_a_arias) May 6, 2024
まとめ
これまで200試合もの試合を見守った山本さん。今回の井上尚弥選手の試合の注目度は流石に高く、山本さんは「初めて気づかれた」「やっと気づかれた」と言うことでした。
この試合の後、山本さんは数多くの番組にも取り上げられ、「せやねん!」「あっこにおまかせ!」「ワイドなショー」などで語っています。
今後のロバート山本さんの活躍が楽しみですね。
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