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木村拓哉が語るキムタクと呼ばれること。ドラマ裏話・プライベート。林修と中島健人インタビュー

2023年1月22日(日)日曜日の初耳学

時代のカリスマ×インタビュアー林修 今夜の時代のカリスマは

キムタクこと木村拓哉さんでした。

平成から令和へと、時代を超えてトップを走り続ける日本一の大スター木村拓哉

今夜全てを語り尽くします。

バラエティ番組の裏側、ガチプライベートも明かす。

日曜日の初耳学公式サイト

キムタクと呼ばれること

世間は木村さんを『キムタク』と呼んでいることについてどう思うかを尋ねると

木村:「多少抵抗はあった」「当時は」「今は全くないです。」

林:「何かきっかけはあったのですか?」

木村:「おしゃべり怪獣(明石家さんま)と出会って自分がキムタクと呼ばれるのが『いい気持ちじゃない』と言ったら一言「なんでや」と。それで解決してしまった。

林:「何でこだわるんだ」という?

木村:「こだわるって言うより、むしろ、『そんなありがたいことはないやろ、こうゆう仕事をしている人間にとって求めてもらったり楽しんでもらったり、名前を呼んでもらったり、それで俺たち生かされてるんだぞ、勝手に俺たち生きているんじゃない』とふっとパスを出してくれて、その時にこんなスゴい人がそれを言うの?て思ってそれで頭の中がちょっと変わりました。」

平成トップ5ドラマ裏話

ドラマ視聴率上位独占

キムタク出演のドラマはどれも高視聴率を連発。

ロンバケでは、山口智子と共に監督に提案したりしていたという。

ロンバケでキムタクが来ていたジャンパーは大ヒットとなり、月曜の夜9時に街からOLの姿が消えるといった現象が起きていた。

1位HERO34.3%松たか子
2位ビューティフルライフ32.3%常盤貴子
3位ラブジェネレーション30.8%松たか子
4位GOOD LUCK‼︎30.6%柴咲コウ
5位ロングバケーション29.5%山口智子
ビデオリサーチのデータをもとに日刊スポーツ誌が発表

この経験がなければ芸能界を辞めていた?

SMAPでデビューする2年前「この経験がなければ芸能界を辞めていた」と言うターニングポイントがあったと言う木村拓哉。

それが、1989年公演/演出・蜷川幸雄 舞台『盲導犬』と答えた。

エンターテイメントを楽しんでいる側だった時は観てる側は「楽しい」か「楽しくない」かだけ。

台本を初めて手にし、作る側に必要なカロリーを学び、舞台上で拍手をいただいた時に「すごいことをやってんだ」と体感し、それでやっとスイッチが入った。

演出が蜷川さんだったからというのも大きく、弱肉強食な世界。蜷川さんは稽古中一度もこっちを見てくれない。自分のやっていることが届いていないと落ち込むキムタク。

その日の稽古が終わると悔しくてトイレで泣いたことも。

そうするとトイレの中で感傷的になっているキムタクを見透かした桃井かおりがドアを叩き「いつまで入ってんのかさあ!」「いつまで泣いてんの?」と見透かされるので「別になんでもないです」とティッシュで涙を拭いて出ていったと言うエピソードも。

まだ、何者でもなかった10代の少年木村拓哉が、高視聴率を連発するスターに!

その成長の裏に、悔しさをバネにしたプロフェッショナルの精神があった。

インタビュアーに中島健人参戦

番組始まって以来のインタビュアーが二人。

中島は木村拓哉の大ファン。木村拓哉とトークはほぼ初めてだが、『セクシーサンキュー』を連発。『セクシーソーリー』も飛び出した。

ジュニア時代はやんちゃ?

自分でやんちゃだったとは思わないけど、ケンティーから見ればヤンチャだったかも。

紅白歌合戦の先輩の後ろで踊るリハーサルをやっていた時に、喉が乾くのでガムを噛んでたら「お前舐めてんのか?」「帰りたかったら帰れ!」と言われ「帰っていいの?」と思い帰ったというエピソードを披露。

中島:そう言うところがジャニーさん好きだったんですかね?仲良かったんですか?ジャニーさんと?

木村:仲良いと言うか怒られることしかなかった。「YOUムチャクチャだよ。YOU最悪だよ!」

先輩のライブのバックで踊る時に、新聞社の取材があるからYOUたちも後ろに立ちなよ!先輩の取材でも「この子誰?」ってなるから一緒に取材受けなよ。っていうタイミングなのに、今以上に髪にメッシュを入れて現場に行った。
そしたら、ヘッドロックされて、髪に(黒い)スプレーされた。

中島:アイドルをやるってどういう感覚?アイドルって好きでした?

木村:あんまり好きじゃなかった。アイドルってことに対して一生懸命になるってことよりプライベートの先輩たちを見ていて「この先輩カッコいいよな!」というのを取り入れてた感じでした。
だから、歌衣装とか「ふざけんなよ!嫌でしょ、冗談でしょ!」と思っていた。

林:バラエティの出演とか抵抗あった?

木村:非常に抵抗があった。ロンバケ第1話とスマスマ第1回の放送日が全く一緒でロンバケの放送終了後3分後に世界観が変わるのに正直嫌だなと思っていたと告白。

中島:スマスマでやっていたコントが大好きで、あんなカッコいい人がこんなに面白いことできるんだとめちゃめちゃ思ってたんで。

木村:だから、自分なりどうしたら面白いか考えて、ピンクの着ぐるみ(Pちゃん)もホストも自分で考え、提案していった。

明石家さんまと出会ってから、人を笑わせることは人を泣かせることと同じくらい難しいこと。自分で考え人を笑わす難しさを感じつつ向き合うようになった。と語った。

木村拓哉のプライベートは?

20数年前からサーフィン仲間の親友がキムタクのプライベートを明かす。

【元プロサーファーの中島勝之さん】勝手に木村の家に行く中島さん

【サーフボード職人ダマさん】木村のサーフボードも作っているダマさん。

多い時は週3でサーフィンに来ていた木村は年々変化していったという。

昔は尖っていた木村。だが、昔からマックが好きだったと暴露(笑)

ダマさんは、普通に「解散すんの?」とか聞いてくると言う。「俺にそれ聞く?」というフィルターが無いので、プライベートではこの親友達のおかげで解放されていたようだ。

スタジオでは、木村の連絡先を聞いたと言う中島は、近日中に挨拶に行く予定があると宣言した。

綾瀬はるかが語るキムタク

俳優 木村拓哉の魅力は?

多くの作品を共にしてきた二人。番組では綾瀬はるかにインタビューを行っていた。

綾瀬:いや、印象かわらない。わすれちゃいました(笑)。

木村拓哉は「大スターだけど、フレンドリー」

常に全力でそこに存在してて絶対に負けない。木村さんの強いエネルギーで引っ張ってもらえるから不安がなくなる感じ。

今回共演している映画、1月27日公開の『レジェンド&バタフライ』の中でも、木村拓哉の信長と濃姫を演じる綾瀬はるかとの殴り合いののシーン。

「あのシーンはすごく楽しかったです」と言う綾瀬。

本気でぶつかりあう二人。監督がなかなかカットをかけないので、中谷さんが止めに入っても本気の演技は続き、着物が破けてしまったと明かす綾瀬はるか。

ターリーと呼ぶ綾瀬はるか

あだ名をつけるのが好きな綾瀬はるか。

『MR.BRAIN』の時につけた「ターリー」と言うあだ名で現在も呼んでいる。
その由来は、その時に『チャーリーとチョコレート工場』の映画を見た後だったため「チャーリーぽいねその衣装!」と言うことで、「ターリー」となったと答えた(笑)

綾瀬のインタビューを見て

インタビューを見ていたキムタクは、綾瀬はおっとりしているように見えるが動くとめちゃめちゃ動ける。と綾瀬の演技を認めていた。

信長を演じることについては、実際にいた人を演じるので失礼のないように演じている。

今まで演じたアイスホッケー選手、美容師、など実際の職業の人たちに失礼のないように演じ

責任を感じるほど楽しくなる。いいように自分の中に置き換えて燃料にしている気がする。

プレッシャーは価値あるものに変える!と少し熱く語るかっこいいキムタク。

木村拓哉の引き際は?

林修:「こうなったら引退と思うことはある?」

木村:「自分がですか?」
少し考え、「どの現場にも求められなくなったらですかね。」

林修:「当分そんなことは考えられないですね。」

木村:「わかんないですよ!何が起こるかわかんないですから」

林修:「岐阜に60万人超える人ってあり得ないですから。」

木村:「あれは、岐阜に信長として存在させていただいた。」

中島:「僕、木村くん見てて、生きる上で無理、我慢する必要ないと思える時があって…」
「木村くんは20代で結婚もされてるし、生きる上で意志を貫くうえで、大切にしている言葉、モチベーションの作り方を知りたいと思うんですけど。」

木村:「それこそ、世の中的に言うと、視聴率とか興行収入など色んな数字に変換されがちじゃん、それが、いい結果じゃなかった時に言いたい放題言ってくる人もいる。それをひっくるめて覚悟というか、『やるからには』っていうとのぼりを立てれば、結果がどうであれ人が何を言おうが、その時一緒に撮影してくれたスタッフや共演者たちとあの時最高だったと思えたり、そして最後に楽しかったと言えたらいい。」

中島:「胸に刻んで…」

木村:「いやいや、俺が言ったことが全て正しいわけじゃない。先人が全て正しいとは限らないから。」

後輩に熱いアドバイスも飛び出した。

何と木村拓哉大サービス?

林修:…これで最後になります。

木村:もうデータがいっぱいですか?

林修:木村さんのお時間もありますので

木村:この後予定ないですよ!

中島:じゃあもうちょっとやりたい!

と言うことで、次週木村拓哉インタビューは後半戦を迎えることに。

翌週に続いたインタビュー

古畑任三郎のモノマネ

『SMAP×SMAP』で見せた伝説のモノマネ。『古畑任三郎』をパロディー『古畑拓三郎(たくさぶろう)』

「田村正和さんのモノマネをしたら案外面白い」となって実現した。

本人の前でフラれた時は「ふざけんな!」と思ったようだが、当時この古畑任三郎のモノマネをした数多くの人の中でもキムタクの古畑のクオリティーは高く、1、2位を争う出来でした。

田村正和とドラマで共演した際『正和チェア』と呼ばれている伝説の椅子にキムタクが座り、モノマネに付き合ってくれる正和のマネージャーとモノマネをしながら話していたら、本人が戻ってきて、「お疲れ様」とモノマネをしたら、おでこをパーンと叩かれたと話すキムタク。

「今はすごく良い思い出」と当時を振り返った。
(古畑任三郎シリーズで、犯人の中で唯一ビンタされるシーンがあったのはキムタクだけでした。)

中島健人が痺れた紅白歌合戦の舞台裏

2014年の紅白歌合戦の時、中島健人が『セクシーを撒き散らしてた時代』SMAPに挨拶しに行ったら、木村に「セクシーなセリフを用意してあるけど言えんの?」と聞かれ、ここを通過しないとと思った中島は、「セクシービームで一目惚れさせてやるぜ!」と言ったら「Whoo!」と言ってくれた!

本当に嬉しかったと語る中島。

その後本番に入る時、楽屋からステージまでのレッドカーペットをキムタクの後を付いていくと、木村拓哉 with Sexy Zone みたいになり、「木村くんに挨拶する業界関係者がSexy Zoneを知る機会になった」「プロモーションをしてくれた」と中島は木村に伝えた。

キムタクは笑いながら「そういうことにします」と返した(笑)

ロングバケーションの名シーン完全再現

キムタクの大ファンの【ブラックマヨネーズ】小杉が語ったエピソードから、

ロンバケのドラマで、3階からスーパーボールをキャッチするシーン。

番組で再現して成功したらファンにプレゼントする企画。本番で失敗したが、その後「カジュアルにやってみるわ!」ともう一度チャレンジすると見事にキャッチ出来た。

スタジオではカッコいいと皆絶賛だった。

キムタクはその場面を「鮮明に覚えている」と語った。

日本一の愛され術

木村拓哉の凄すぎるファンサービスは世間を騒がした。

ぎふ信長祭りでは、その場面がSNSでいくつも流れ、カメラ目線でファンサービスをしているキムタクの姿が多く映っていた。

当時を振り返ると「こんな恥ずかしいことはない。」というキムタクだった。

たくさんの人が声をかけてくれたのでそれに意識を向けただけ、演じる役に合う所作を考えつつファンに気を配るキムタク。

綾瀬はるかは、東北の撮影現場で寒いと聞いていたから暑い服ばかりを持っていったら、すごく暑くて困っていたら、Tシャツをくれた。というエピソードを披露。

共演者への気遣いを忘れないキムタク。

松たか子は、ラブジェネレーションの時、木村のロングヘアーの地毛にハサミを入れ切るシーンがあった。

「ここを切れば大丈夫!」とアドバイスを受けていたようだ。

髪型にこだわりがあるかと質問には、

半分は自分、半分はスタイリストが提案していたと言う木村拓哉の髪型。

実際の職業の方に失礼のないように役を作っている

シェフ役の『グランべゾン東京』では、料理は全て自分で調理し、レシピも提案。

医師役の『A LIFE〜愛しき人〜』では、現役の縫合を完全マスター。

演じる職業の人に失礼のないようにやりきっていると話した。

中島健人がキムタクにお願い。

先輩や同世代のジャニーズと交流がないと言う中島。連絡を取り合っているのは東山だけと告白。

それに対し、木村は『セクシーバラマキ過ぎだ!でも、やってきたことだから続けないといけない。』

「気づいたらなくなっているのが一番セクシー。」

中島:「その先にいった時に木村くんと待ち合わせしたい」

木村:「待ち合わせ???」(笑)

中島:「お願いがあるんですが、木村くんのインスタに載りたいです。」

願いが叶ったケンティーでした。

まとめ

キムタクは圧倒的なスターとなり、何をしても様になる風格を得ていますね。

ジャニーズの後輩や、数々の芸能人も憧れるキムタク。

今回の映画『レジェンド&バタフライ』では市川染五郎と共演しているが、その父、現在の松本幸四郎が染五郎の時、木村と『プライド』で共演している。その息子との共演。そして、今回幸四郎も現場に訪れ再会しキムタクはすごく幸せを感じたと話した。

映画『レジェンド&バタフライ』を見る時に感慨深くなりそうですね。

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